みゆきち闘病日記

これって何の病気なの?解離性健忘、パニック障害、発達障害、てんかん…の診断を下されたり否定されたり。いつも不安と闘ってる。どうしたらフツウに生きられるんだろう。届け、人生に悩む、全ての人々へ。

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

精神科病棟入院中の出来事。7

smiyukichi-diary.hatenablog.com smiyukichi-diary.hatenablog.com 4月に入ったころの外泊から帰ってきた翌日。 下痢や両腕の発疹に加え、朝ごはんも半分残してその日は始まった。 ここから1週間ほど、私はこの部屋から一切出られない。食事も排泄もシャワ…

精神科病棟入院中の出来事。6

一時帰宅時、38.9度の発熱。 精神的にもキツく、りんごジュース買って欲しいって言うのに5分かかった。 帰宅期間は2日ほどで病院へ。 ただいま。216号室。 もうしばらくいっしょにいるよ。(熱で出られないから) 窓から見える朝の空が青い。私の腕は発疹でブ…

隣の芝は青く見えるらしい。

「みゆきち、うらやましいな。」 私の友達は2時間続く電話の途中でそう呟いた。 「療養期間があるっていいなぁ…。」 そうだね。私も今はそう思う。 そうだなぁ。 例えて言うなら、人生ゲームの「一回休み」みたいな時間が本当の人生にもあればいいのに。 有…

救急搬送されました。

今週のお題「わたしと乗り物」 綴ろうと思っていた最近の出来事と少し被ってたので、今週のお題として書いてみます。 先日、私はとある大型商業施設にて過呼吸を起こし、後に呼吸の仕方もおかしくなってきたため、救急搬送されました。 両親には知られたくな…

精神科病棟入院中の出来事。5

母方の祖父母と両親、そして弟がお見舞いに来てくれていた時、ちょうど私の担当医師が病室に訪れてきた。 数日前に受けたさまざまな検査の結果について、脳波に詳しい別の医師に検査結果を診てもらっていたため、結果待ち状態だったのだ。 家族に一言挨拶を…

精神科病棟入院中の出来事。4

まさか病院内であんなことがあるなんて、思いもしなかった。 あの人に初めて話しかけられた時の印象は、一生懸命に話をしてくれるおじさん。 ここではMさんと呼ぶことにする。 Mさんはよく私に話しかけ、私が笑顔で話を聞いたりこたえたりするだけでとても嬉…

精神科病棟入院中の出来事。3

外出許可を経て、病院に戻った時の話。 看護師さんたちが変な目で見てくる。すごく嫌だ。あなた、その足どうしたの?って… (この時私の足は安定して歩けていなかった。ふらつきながら引きずっていた。ちなみに外出前からそうでした。) その日、夕食の時に同…

精神科に入院するということ。中編

とある日、朝食時の看護師さん、後ろ向きだったから誰かは分からなかったけど、すごく厳しい人がいた。 食べんね!何してるの! あんただけよ、うるさいのは! こんな言葉がひどく響く食堂(デイルーム)で誰が気持ちよくごはんを食べられようか…。 そんな日が…

呼吸の仕方が分からない。

過去の入院中の出来事を綴りつつ現在の闘病生活も並行して書いているので、混乱させてしまった方がいましたら申し訳ありません。 この文章は、現在の話です。 息を 吸いたいのか、吐きたいのか 自分でも分からない。 あさーく、ちいさーく ひゅっ…ひゅっ… と…

外泊許可日の涙。

精神科病棟入院中。父の誕生日に、外泊許可がおりた。 嬉しい知らせにも体調は大して変わらず、頭がぐらぐらと揺れているせいでなんだかご飯が噛みにくい。 手も震えて日記の文字も汚くなる。足がおぼつかない。 認知症が入っている(と思われる)おばあちゃん…

昨日、息が止まりました。

昨日と今朝、息が止まりました。 昨日のお昼の出来事から、振り返ってみます。 元パティシエがお盆の差し入れ用にプリンを作った。ふわふわのを作る予定が、なめらかなのになってしまったけど、あれはあれで美味しかったからいいや。(味見) 材料を計ること、…

精神科病棟入院中の出来事。2

入院2日目、初めてデイルームで朝ごはんを食べた。(初日は1人病室にて) 1人ずつ席が決まっていて、他の患者さんと初めての交流でもあった。 年配の方が多く、私は新入りな上に若いから物珍しい目で見られていたけど、みんな優しかった。 隣の席の女性「うつ…

精神科病棟入院中の出来事。1

初日、シャワーを浴びてドライヤーを借りに行こうとした時のこと。 「看護師さん助けてくださいお願いします」 という声が廊下まで響いていた。 声を辿ると、おばあさんが叫び続けている。 ナースステーションに行っても、誰もいなかった。 きっとあのおばあ…

私が言えなかったこと、伝えてくれてありがとう。

2週間ぶりの診察の日。 この2週間ほぼ実家にはおらず、姉弟との家で過ごして食欲も取り戻した。前よりはマシになってる気もする。 でも、診察は必ず母が同行。そしてそのまま実家に帰ることになっている。 これからのことを考えると、もう限界に近い。これも…

精神科に入院するということ。前編

姉弟の家から実家に一時帰宅していた私は、閉鎖空間の恐怖のため、電車に乗れなくなっていることに気づいた。もとの家に戻るために乗らなければならない特急電車だとなかなか降りれないため、ここで発作が起きたらどうしよう、みたいに考えてしまうというこ…

いじめられてたこと、苦手なこと≠嫌いなこと

まだ記憶障害もパニック障害も、何の症状も出ていなかったころの話。 中学時代は学級委員したりもしてたけど、いじめられていた時期があるのであまり思い出したくない。けれど、体育から戻ったら制服にチョークで落書きされてた時の気持ちは今でも忘れられな…

「自分へのご褒美」は否定しないで。

今週のお題「わたしのイチ押しアイス」について。 おそらくアレを買うほとんどの人が、ちょっとお高めだし自分へのご褒美に、なんて食べてるであろう。かの有名なハーゲンダッツ。 ハーゲンダッツのアイスクリームが他より滑らかで美味しく、そしてお値段が…

ヘルプマークを取得できなかった。

ふと、電車に乗る時や大きな音がなった時など、外で発作が起きた時のことを考え、ヘルプマークを取得しようと思った。 保健所に行く前にスマホで一応調べてみることにした。すると、ある事実にショックを受けた。 都道府県によってヘルプマークの配布を行っ…

共有する。願わくば、互いの心が軽くなりますように。

私の友達の1人に、二浪して大学に行ってがんばっている女の子がいる。ここでは、Hちゃんと呼ぼう。 以前書いたRちゃんとそのHちゃんとは、高校1年生の時だけ同じクラスだった。 20代になった今でも、連絡し合う仲が続いている。心から信頼し合っていると、少…

生きる理由が目に見えればいいのに。

一日中落ち込むような日はどうしようもなくやってくる。 昨日記憶がとんでしまったことが影響しているのかもしれない。 どこにもいたくない。何もしたくない。何も食べたくない。 涙が自然とぽろぽろこぼれ落ちてる。 それを手でぬぐう。 自分がとても醜い人…