生きる理由が目に見えればいいのに。
一日中落ち込むような日はどうしようもなくやってくる。
昨日記憶がとんでしまったことが影響しているのかもしれない。
どこにもいたくない。何もしたくない。何も食べたくない。
涙が自然とぽろぽろこぼれ落ちてる。
それを手でぬぐう。
自分がとても醜い人間に思える。
昨日分かった。姉といる時は普通に話せて食事もとれる。私が1番安心して過ごせているかもしれない。そして、1人でいる時は自由、かつ孤独。
明日には実家に帰って、きっとまた同じ日々を繰り返す。
眠前の薬が切れた頃だと思われる。朝早くに目が覚めて、母より早く起きて、朝食もとらずスマホをいじりゴロゴロする。
そのうちだんだん眠くなってきて親が仕事に行く頃リビングで寝て、テレビを見たり本を読んだりする。少し元気がある時は外へ散歩に出かけたりする。家のことをして洗濯物を中に入れる。
仕事が終わった母が帰ってきて、片付いたリビングを見てありがとうと言う。そして、キッチンを見て、今日何食べた?と言う。
夕食を残すと心配される。薬をきちんと飲めているか逐一確認される。
…そんな日々だ。
今月は、弟のハタチの誕生日がある。とりあえずそれを祝うまでは、生きてみることにする。その後のことはその後考えよう。
それでも、毎日のように考えてしまう。
私は、あの家の何なのだろう。
あるドラマの主人公も言っていた。
私は、何のために、生きてるの。