みゆきち闘病日記

これって何の病気なの?解離性健忘、パニック障害、発達障害、てんかん…の診断を下されたり否定されたり。いつも不安と闘ってる。どうしたらフツウに生きられるんだろう。届け、人生に悩む、全ての人々へ。

精神科病棟入院中の出来事。5

母方の祖父母と両親、そして弟がお見舞いに来てくれていた時、ちょうど私の担当医師が病室に訪れてきた。

数日前に受けたさまざまな検査の結果について、脳波に詳しい別の医師に検査結果を診てもらっていたため、結果待ち状態だったのだ。

家族に一言挨拶をした先生は、ちょうど良かった、と言いながらこう続けた。

 

「検査結果が出ました。脳波に異常がありました。側頭葉てんかんです。」

 

…担当医師はとてもあっさり、そう告げて去っていった。

 

「良かったね、異常ちゃんと見つけてくれて」と言う父に本音が漏れた。

「見つけたのあの先生じゃないけどね…」

 

父「そんなこと言っちゃダメだよ。」

 

死ぬほど悔しい。お父さんはあの先生の何を知っててそう言えるの?

 

経験者は語る!かの様にすごい肩さすってくる祖母が鬱陶しい。たしかに祖母にも精神科通院歴はある。けれど、じゃあ経験者ならわかってよ。絶対これから落ち着くとか言われても、「今」が不安なこと。

 

結局このときチェックされた異常に関しては、そこの病院の退院後に通院している医大で、これはてんかんじゃないよ、と言われて終わるわけだけれど。

あの日私が受けたショックは、一体なんだったのだろう。