救急搬送されました。
今週のお題「わたしと乗り物」
綴ろうと思っていた最近の出来事と少し被ってたので、今週のお題として書いてみます。
先日、私はとある大型商業施設にて過呼吸を起こし、後に呼吸の仕方もおかしくなってきたため、救急搬送されました。
両親には知られたくなく、その時最も物理的に近くにいたのは姉だったため、姉に連絡をしてもらった。しかし、既に18時を回っていて開いている病院も少ない。搬送先は「普段からかかっている病院」を優先するとのことで、わざわざ高速で実家の方に近い大学病院まで運ばれた。
…つまり親が病院まで迎えにくることになる。
行き先が決まって、さぁ、出発…となった瞬間
ピーポーピーポー
(うぁぁぁぁ)
うん。そうだよね。救急車だもん。ピーポー鳴らしますよね。
分かってる。救急車乗るの、付き添いも含めたらもう5回目くらいだし。
分かってた、はずなのに。やっぱり怖い。
落ち着け、落ち着け…。
考え方を変えられないかな?
救急車のこの音は、今周りの人に危険を知らせている。
ということは?
つまり、私をいかに安全にかつ早く助けるために必要な音なんだ。私(運んでもらっている人)のための音。
…あ、少し、楽になってきたかも。
救急車の音って、怖いだけのものじゃないんだなぁ。
呼吸も少し落ち着いてきたかもしれない。
そんなこんなで病院到着。
救急車とほぼ同時に両親も来た。また、心配させてしまった。ごめんなさい…。
せめて、あの商業施設に医務室とかあったらよかったのに…なんて考えたことある人、少なくないのではないだろうか?
パニックになりかける時、
「あ、やばいかも」と感じた時、
ここに行けば横になれる、落ち着ける、と思える場所が外にあれば、どれだけ安心して外出できることか。
パニック障害等が世間に広まっている今、そんな空間が増えていくことを祈っています。