みゆきち闘病日記

これって何の病気なの?解離性健忘、パニック障害、発達障害、てんかん…の診断を下されたり否定されたり。いつも不安と闘ってる。どうしたらフツウに生きられるんだろう。届け、人生に悩む、全ての人々へ。

解離性健忘の症状?2

smiyukichi-diary.hatenablog.com

 

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記憶を失くしてしまったとき

どうやら頭が疲れてしまうらしい。

 

今日は、朝から何度も頭がぼーっとして疲れることがあった。(2019.10.18)

少し体を動かそうと30分ほど散歩して

帰ってきて気づいたら2時間も眠っていた。

それはそれはぐっすりと。

 

好きでこうなったんじゃない。

好きでこうなるんじゃない。

もう、どうしようもないのが

どうしようもなく悔しい。

 

そういえば

昨夜は久しぶりに思い切り記憶が抜け落ちた。

一度そうなると

頭にスイッチが入ってしまうのだろうか。

 

そんなスイッチ

物理的に目の前にあれば

この手でぶち壊してやるのに!

 

だけど。 

 

ぜんぜん元気にならないな、

そんな風に思うのは私だけだったようだ。

 

一日中何をしていたか、どんなことがあったか

毎日尋ねてくる母が言った。

「30分も歩けたんだ。すごい進歩だね。」

続けてこう言った。

「前はローソンまでしか行ってなかったのにね〜」

 

ちなみにそのローソンは家から徒歩3分。

 

そうか。

私、10倍も歩けるようになったんだ。

 

私、少しは元気になれてるんだ。

 

そんな風に思えたよ。

何かに私を残したいから。

過去の日記を読み返すと

私お菓子作りめちゃくちゃできますよアピールを

しているように思えて少し恥ずかしくなった今日この頃。

 

10月17日午前中、両親が仕事に行っている間

1人リビングで泣いていました。

 

1時間くらい泣いていたのかな…。

 

私の中で、何があったのだろう。

 

私に分からないんだから

きっと、誰にも分からない。

 

「だれか、助けて。」

 

どのくらい時間経ったのかな、と思った頃には

もうお昼だった。

 

なぜか1人で外に出れるくらい元気になってた。

自分で自分が分からない。

けれど

良い傾向だと信じて

 

外に出て30分ほどお散歩して、

お昼寝していたら母の心配される声で目が覚めた。

 

…お昼寝するだけで、心配させちゃうの?

私、そんなに心配させてるの?

私、そんなに危ないの?

 

しょうがないよ。

朝だって実際泣いてたじゃない。

親って、そういうの、気づいちゃうんでしょ?

 

人に心配されるようなことしてる内は

心配されていよう。

 

さて、夜になったら久しぶりに

ウェブとアプリで細々と展開している

アクセサリーショップ↓を更新。

 

https://kumashop1201.thebase.in/

 

「ハンドメイドショップみゆきち

 

私は私で、今生きている証を

少しずつ残してくの。

 

私のブログとショップを始めた時の絶対的ルール

「無理はしない。自由に生きる。」

考えごとをしていたら寂しくなる。

私は布団の中にいる。

ベッドの上に座っている。

ベッド横の窓際にはお気に入りのぬいぐるみがいる。

 

私の服

私のバッグ

私の机

私の本

 

私のものがつまった私の部屋で

どうして私が違和感を感じているのだろうか。

 

寂しいんじゃない。

悲しいんじゃない。

でもむなしくて少し苦しい。

 

私は今、何をしてる?一体、何がしたい?

 

この葛藤は、社会に貢献していないことへの報いですか?

 

電車に乗っていたら

ふと涙がこぼれそうになったので

あわてて右手の甲で拭い取った。

 

したこともないくせに

なぜか衝動的に

リストカットしたくなった。

私は手首をさすっていた。

 

入院していた時に少しハサミを持って考えていたことがあったなぁなんて思い出す。

 

おそらく電車という閉鎖空間の中で自分が分からなくなって

痛みを感じたり血を流したりすることで

「あぁ、生きてるな」と感じたくて

そんな衝動に駆られたのかもしれないな。

 

そうすることで安心できるとでも思っていたのか

もう思い出せなくて分からない。

 

まだ私の手首に傷は付いていない。

 

いつか、傷跡が残る日がくるのかな。

 

そんな日がきてほしいの?きてほしくないの?

 

問いかけても私は答えてくれないから、また少し、寂しくなってしまう。

グレーにすること。

9月末のある日のお昼ごろだったか

身に覚えのない封筒がカバンの中に入っていて

中身はお札だった。

 

本当に何なのか分からなくて

いつぞやのケーキ代かな?

なんて思って財布にしまった。

 

その後、仕事終わりの母が私に言った。

「お小遣い、弟にも渡した?」

 

そうか。

あれ、弟と2人分のお小遣いだったんだ。

もしかしてお姉ちゃんの分もあったのかな?

たぶん、この間おばあちゃんちに行った時にでももらったのだろう。

 

とまぁ、ここまでなんとなく推測できた。

 

「今日渡すよー。」

 

母には

何も覚えていないことも

全く思い出せないことも

話さなかった。

 

なんとなく話しにくかった。

話せなかった。

 

だって、今度の薬にしてからなんか調子良いかもーなんて話してたのに

 

やっぱりまだ…なんて

 

思われたくなんかなかったの。

 

良いの。

 

嘘はついてない。

 

ただ、秘密にしただけだよ。

 

 

今だけ、がんばってみて。

台風が近づいてきた。

たぶん、今日中には通り過ぎる。

風の音がする。

雨は降っていない。

心臓がドキドキしている。

私がいる場所よりもっと危ないところにいる人がいるのに

なんて私には関係なくこわい。

お父さんもお母さんもいない。

彼も今日は仕事だから電話もできない。

窓から明かりが差し込んできた。

光が見える。

どうせなら、この風を吹き飛ばしてくれないだろうか。

一人で何度もスマホを開く。

特にすることは無く、意味は無いのだけれど。

文字を書いて落ち着かせる。

やっぱり効果は無いみたいなんだけどね。

大丈夫だよ。

いつか、落ち着くから。

お母さんは、やっぱりお母さん。

2019年10月10日、今月の診察の日

 

前回の診察からの3週間の内

始めの2週間はなんともなかったのに

生理が終わるころから急に具合が悪くなるようになった。

3日間ほど体調が良くない日が続いたけれど

あまり覚えていないのだ。

 

その始まりは家族で祖父のお見舞いに行った時だった。

 

初めて、自分で自分をシャットアウトしていくのが分かった。

「あー、今、私が私を切り離してるな」って。

思いながら、気が遠のきながら

とにかくじーーっとしていたことは覚えている。

 

いや、していたんじゃない。

動けなかったんだ。

 

私の様子がおかしいのに気付いた母。

私を病室から連れ出した。

薬を飲ませてくれて、頭はぼーっとしたまま

その時の私には時間感覚は無かったけれど

10〜20分程度で落ち着いたらしい。

 

あの日一日のことは

最近の出来事なのに、もう1ヶ月以上前のことみたい。

頭の中ではすごく遠い記憶になってしまったみたい。

本当は、今週の出来事なんだけどね。

 

前回の診察からの3週間の出来事、またその時の私の様子

母はばっちり覚えてくれていた。

 

私が知らない私の事を知っていた。

 

よく見てくれていたんだな。

今も見てくれている。

 

息苦しいなんて思ってごめんね。

たぶん、これからもそう思うことあると思うけど。

 

でも、お母さんがいてこそ

私はだんだん元気になれるんだと

本当に思うよ。

 

海外のヘルプカード?

病気になって初めての旅行。

旅行先は、広島県宮島。

写真を撮るのが好きな彼に誘われ、ついていくことにした。

 

もし旅行中に発作が起きちゃったらって

少し怖い気持ちもあったけれど

それより楽しみが大きかったから一歩を踏み出せた。

 

念の為と覚悟してヘルプカードをカバンにつけて、出発。

旅行に行くのは、お母さんたちには、ナイショ。

 

途中乗った電車はほぼ満席で座れなかったので

仕方なく立っていた。

今日は調子もそんなに悪くないし、まあ大丈夫だろう

くらいに思っていた時

外国人の子供づれの方々に囲まれた。

 

そういえば…海外にヘルプカードもしくはヘルプマークって浸透してるのだろうか?

 

ふと、自分のカバンについているヘルプカードを手に取ってみる。

(↓ヘルプカードを取得した時の話はコチラ)

https://smiyukichi-diary.hatenablog.com/entry/2019/08/03/153748

 

英語表記は、無い。

 

もしかして、この人達はヘルプカードのこと知らないんじゃないかな…?

 

どうしよう。

もし、この身動き取れない状態で

過呼吸とか、逆に呼吸が止まったりしたら…

 

こういう時の為の優先席も

ツイてないのか空いていない。

 

不安が募る。

 

 

結果、発作がおきることはなかった。

 

埋まっていた優先席の内の1人が降りた瞬間に座り

なんとか自力で落ち着くことができた。

 

 

ヘルプカード以外もそうだ。

マタニティマーク、ハート・プラス・マーク…

 

つけていれば安心、なんてことはない。

いざという時に必ずしも役に立つわけではない。

 

それでも、それなら、

それを必要とする私たちが発信源になるべきなんだ。

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見たことないな。

なんだろう、アレ。

なんて思う人に、解ってもらえるようになるために。

そして、自分以外の苦しむ人の将来も救われるために。