海外のヘルプカード?
病気になって初めての旅行。
旅行先は、広島県宮島。
写真を撮るのが好きな彼に誘われ、ついていくことにした。
もし旅行中に発作が起きちゃったらって
少し怖い気持ちもあったけれど
それより楽しみが大きかったから一歩を踏み出せた。
念の為と覚悟してヘルプカードをカバンにつけて、出発。
旅行に行くのは、お母さんたちには、ナイショ。
途中乗った電車はほぼ満席で座れなかったので
仕方なく立っていた。
今日は調子もそんなに悪くないし、まあ大丈夫だろう
くらいに思っていた時
外国人の子供づれの方々に囲まれた。
そういえば…海外にヘルプカードもしくはヘルプマークって浸透してるのだろうか?
ふと、自分のカバンについているヘルプカードを手に取ってみる。
(↓ヘルプカードを取得した時の話はコチラ)
https://smiyukichi-diary.hatenablog.com/entry/2019/08/03/153748
英語表記は、無い。
もしかして、この人達はヘルプカードのこと知らないんじゃないかな…?
どうしよう。
もし、この身動き取れない状態で
過呼吸とか、逆に呼吸が止まったりしたら…
こういう時の為の優先席も
ツイてないのか空いていない。
不安が募る。
結果、発作がおきることはなかった。
埋まっていた優先席の内の1人が降りた瞬間に座り
なんとか自力で落ち着くことができた。
ヘルプカード以外もそうだ。
マタニティマーク、ハート・プラス・マーク…
つけていれば安心、なんてことはない。
いざという時に必ずしも役に立つわけではない。
それでも、それなら、
それを必要とする私たちが発信源になるべきなんだ。
見たことないな。
なんだろう、アレ。
なんて思う人に、解ってもらえるようになるために。
そして、自分以外の苦しむ人の将来も救われるために。