みゆきち闘病日記

これって何の病気なの?解離性健忘、パニック障害、発達障害、てんかん…の診断を下されたり否定されたり。いつも不安と闘ってる。どうしたらフツウに生きられるんだろう。届け、人生に悩む、全ての人々へ。

苦手な名前。

リビングに置いてあった1枚のハガキ。

たぶんどこかの電気屋さん(?)からの宣伝のもの。

 

目に入ってしまった。送り主の名前。

 

あの名前だ。

 

あの時の、上司と同じ名前。

 

いきなりお腹を殴られたような感覚。

軽いめまいに吐き気。

 

家族にバレないよう部屋にこもり、

文字を起こして私を落ち着かせる。

 

大丈夫。

 

私はきっと大丈夫になる。

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秋の空気を吸う。

今週のお題「秋の空気」

 

2019年、大分県の三光コスモス園へ出かけた時の話。

 

朝日と共に見ようとスタンバイしていたけれど

空気がしなんでよく見えない。

 

昼間に出直したら人がいっぱい。

コスモスはもっと溢れている。

駐車場よりもっと上で、お祭りが行われていた。

 

吹奏楽の演奏と共に屋台が並んでいるのが分かる。

 

丘の上にのぼるまでのコスモス畑に皆が見惚れる。

 

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鮮やかできれいに大きく開いている。


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真っ白なコスモス。


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めずらしい色のコスモスも。

種が混じってグラデーションになったのかな。

 

3.4ヶ月くらい前まで

家から徒歩3分のコンビニまでしか出かけられなかったのに

旅行にまで来れるようになった。

 

台風の後で土がぬれている。

 

花がひらいている。

 

色とりどりの花が風に揺れる。

 

少しひやっとする風に

花は気持ちよさそうになびいている。

 

きれいに見えるのは、自由だからだと思う。

 

自由に、素直に

自然として育っている証だろう。

小さな恋の話。

私は私を好きじゃない。

 

小学生の時は友達とうまくいかなかった。

中学生の時はいじめられてた。

高校生の時は成績がだだ落ちだった。

そんな私が嫌だった。

 

他人に

みんなに

好かれる人になりたかった。

 

でも、それらを「不器用」で片付けられる器用さも持ち合わせていなかった。

 

けれど、彼のことを好きな私のことは好き。

 

彼は正直すぎて、さらっと悪口も言ってしまうのに

それでも愛おしいと思う。

 

仕事を思い出してつらい時も

彼が食べたいと言っていたシューを焼き

手作りのカスタードクリームをつめ

丁寧にラッピングした。

 

たまにしか会えないけど

今想い合えている一瞬一瞬を

大切にしていきたい。

解離性健忘の症状?2

smiyukichi-diary.hatenablog.com

 

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記憶を失くしてしまったとき

どうやら頭が疲れてしまうらしい。

 

今日は、朝から何度も頭がぼーっとして疲れることがあった。(2019.10.18)

少し体を動かそうと30分ほど散歩して

帰ってきて気づいたら2時間も眠っていた。

それはそれはぐっすりと。

 

好きでこうなったんじゃない。

好きでこうなるんじゃない。

もう、どうしようもないのが

どうしようもなく悔しい。

 

そういえば

昨夜は久しぶりに思い切り記憶が抜け落ちた。

一度そうなると

頭にスイッチが入ってしまうのだろうか。

 

そんなスイッチ

物理的に目の前にあれば

この手でぶち壊してやるのに!

 

だけど。 

 

ぜんぜん元気にならないな、

そんな風に思うのは私だけだったようだ。

 

一日中何をしていたか、どんなことがあったか

毎日尋ねてくる母が言った。

「30分も歩けたんだ。すごい進歩だね。」

続けてこう言った。

「前はローソンまでしか行ってなかったのにね〜」

 

ちなみにそのローソンは家から徒歩3分。

 

そうか。

私、10倍も歩けるようになったんだ。

 

私、少しは元気になれてるんだ。

 

そんな風に思えたよ。

何かに私を残したいから。

過去の日記を読み返すと

私お菓子作りめちゃくちゃできますよアピールを

しているように思えて少し恥ずかしくなった今日この頃。

 

10月17日午前中、両親が仕事に行っている間

1人リビングで泣いていました。

 

1時間くらい泣いていたのかな…。

 

私の中で、何があったのだろう。

 

私に分からないんだから

きっと、誰にも分からない。

 

「だれか、助けて。」

 

どのくらい時間経ったのかな、と思った頃には

もうお昼だった。

 

なぜか1人で外に出れるくらい元気になってた。

自分で自分が分からない。

けれど

良い傾向だと信じて

 

外に出て30分ほどお散歩して、

お昼寝していたら母の心配される声で目が覚めた。

 

…お昼寝するだけで、心配させちゃうの?

私、そんなに心配させてるの?

私、そんなに危ないの?

 

しょうがないよ。

朝だって実際泣いてたじゃない。

親って、そういうの、気づいちゃうんでしょ?

 

人に心配されるようなことしてる内は

心配されていよう。

 

さて、夜になったら久しぶりに

ウェブとアプリで細々と展開している

アクセサリーショップ↓を更新。

 

https://kumashop1201.thebase.in/

 

「ハンドメイドショップみゆきち

 

私は私で、今生きている証を

少しずつ残してくの。

 

私のブログとショップを始めた時の絶対的ルール

「無理はしない。自由に生きる。」

考えごとをしていたら寂しくなる。

私は布団の中にいる。

ベッドの上に座っている。

ベッド横の窓際にはお気に入りのぬいぐるみがいる。

 

私の服

私のバッグ

私の机

私の本

 

私のものがつまった私の部屋で

どうして私が違和感を感じているのだろうか。

 

寂しいんじゃない。

悲しいんじゃない。

でもむなしくて少し苦しい。

 

私は今、何をしてる?一体、何がしたい?

 

この葛藤は、社会に貢献していないことへの報いですか?

 

電車に乗っていたら

ふと涙がこぼれそうになったので

あわてて右手の甲で拭い取った。

 

したこともないくせに

なぜか衝動的に

リストカットしたくなった。

私は手首をさすっていた。

 

入院していた時に少しハサミを持って考えていたことがあったなぁなんて思い出す。

 

おそらく電車という閉鎖空間の中で自分が分からなくなって

痛みを感じたり血を流したりすることで

「あぁ、生きてるな」と感じたくて

そんな衝動に駆られたのかもしれないな。

 

そうすることで安心できるとでも思っていたのか

もう思い出せなくて分からない。

 

まだ私の手首に傷は付いていない。

 

いつか、傷跡が残る日がくるのかな。

 

そんな日がきてほしいの?きてほしくないの?

 

問いかけても私は答えてくれないから、また少し、寂しくなってしまう。

グレーにすること。

9月末のある日のお昼ごろだったか

身に覚えのない封筒がカバンの中に入っていて

中身はお札だった。

 

本当に何なのか分からなくて

いつぞやのケーキ代かな?

なんて思って財布にしまった。

 

その後、仕事終わりの母が私に言った。

「お小遣い、弟にも渡した?」

 

そうか。

あれ、弟と2人分のお小遣いだったんだ。

もしかしてお姉ちゃんの分もあったのかな?

たぶん、この間おばあちゃんちに行った時にでももらったのだろう。

 

とまぁ、ここまでなんとなく推測できた。

 

「今日渡すよー。」

 

母には

何も覚えていないことも

全く思い出せないことも

話さなかった。

 

なんとなく話しにくかった。

話せなかった。

 

だって、今度の薬にしてからなんか調子良いかもーなんて話してたのに

 

やっぱりまだ…なんて

 

思われたくなんかなかったの。

 

良いの。

 

嘘はついてない。

 

ただ、秘密にしただけだよ。