みゆきち闘病日記

これって何の病気なの?解離性健忘、パニック障害、発達障害、てんかん…の診断を下されたり否定されたり。いつも不安と闘ってる。どうしたらフツウに生きられるんだろう。届け、人生に悩む、全ての人々へ。

目が開かなくなり始めて。

11月13日、貧血っぽい症状と嫌な予感でアルバイトを早退した。

 

早速予感的中。

 

バイト先から帰る時

なかなか足が前に出なくて動かしにくくて

すごく歩きにくかった。

 

あと少し、あと少しって

一歩ずつ慎重に歩いた。

 

けれど、横断歩道を渡るときに痛感してしまう。

 

私の歩く遅さや歩きにくさ

 

足がうまく動かせないから、無理矢理早く歩こうとすると転びそうになる。

 

こちらに左折しようとしている車がいて

私が横断歩道を渡り終えるのを待っている。

早く渡らなきゃ。

でも転んだらもっと迷惑かけちゃう。

転ばない程度に急がなきゃ。

あの車の人、私のことかわいそうって思ってるのかな。

それとも、早く歩けよって思ってるかな。

前者の方がまだいいなぁ。

 

10メートルくらいの横断歩道を必死に渡り終えて

後ろを向いて一礼する。

「ありがとうございました」

 

 

また母が心配してる。

私から連絡がきて、パートから急いで帰ってきてくれた。

 

母と一緒に横になっている時

私の顔が痙攣し始めた。

そして、両目が開かない。

 

30分も経った。

止まらない。

 

頼むから、私の体寝てくれないかな。

 

震え始めてから2時間くらい経った頃、眠りについていた。

きっと疲れたのだろう。

体力が限界だったのかな。

 

目がさめると左腕にものすごいダルさが残っていた。

顔の痙攣と呼吸の苦しさは無くなっている。

 

 

この日はなんでも母に話した。

具合が少しでも変だな、なんか嫌な予感するな、と感じればすぐに口に出した。

 

想像以上に母が冷静に受け止めてくれたのは

最近本音をぶつけ合うようになってきていたお陰かもしれない。

 

勇気を出したことは怖かったけれど

今はすごく苦しさが楽になっている。

 

苦しさが楽って、日本語がおかしいかもしれないけど

顔の痙攣も振戦も呼吸がうまくできないことも

誰かに伝わることで受け入れてくれることで孤独の苦しさが紛れてくれる。

 

今までずっと、「普通」に生活したいって思ってた。

けど、違った。

 

私の限界は私が決める。

 

だから今日も私は普通に生きている。