くだらない嫉妬に因果応報?
少しずつ体調も(おそらく)回復してきたので
家から徒歩10分圏内でアルバイトをスタート。
バイト先に選んだのはやっぱり製菓業。
そのお店のウリは和菓子だけど
洋菓子部門配属を希望し、そこで頑張ってみることにした。
アルバイト初日は午前中のみのシフト。
家に帰るまではなんともなかったのに、夕方ごろからなんとなく違和感は感じ始めていた。
いつものようにお風呂を入れて寝っ転がっていたら
だんだん苦しくなってきた。
体が震えている私に
母が毛布をかけて抱きしめてくれた。
その母の腕に
「大丈夫」
と指でなぞった。
本当は、声や紙とペンとかできちんと伝えたかったのだけど、とにかく早く
「私は大丈夫だから、安心して」と伝えたくて、指で書いた。
それは意外にも伝わっていたらしい。
「今1番つらいめめこ(←私)が大丈夫なんて言わなくていい。無理に気遣って大丈夫なんて言わないでいいのよ。」
ずっと頭を撫で続けてくれて
呼吸が止まると背中をさすってくれて
涙や唾液が溢れれば拭いてくれて
母は、私のそばを離れようとしなかった。
そこへ仕事から帰って来た父
私の状況を分かった上で、この一言。
「風呂、ひゃ。」
↑訳:お風呂に入ってくるね。
…おい。父。笑。
仕事でだいぶ疲れていたのだろう。
あと、この、私がうまく呼吸できなくて苦しそうにしてたりカタカタ震えてるのに見慣れてもきたのだろう。
あとは、もともとの自由な性格。
たぶん、久しぶりの発作のきっかけは弟が帰って来たことだと思う。
姉や弟を見ると、なんだか羨ましくなる。
まだ学生の彼らに待っているこれから先の未来が
きっとずっと明るいものなのだろうと思うと
羨ましくて仕方がない。
ただの醜い姉の嫉妬。
何も悪くないのに、ごめんね。