みゆきち闘病日記

これって何の病気なの?解離性健忘、パニック障害、発達障害、てんかん…の診断を下されたり否定されたり。いつも不安と闘ってる。どうしたらフツウに生きられるんだろう。届け、人生に悩む、全ての人々へ。

一生続けられるもの。

今週のお題「部活」について。

中学高校の6年間、吹奏楽部でチューバ(金管のでっかいの)を担当していた私。

現在ではたまに市民楽団に顔を出してユーフォニアムを練習中。

ユーフォって割とマイナーだけど

アニメ「響け!ユーフォニアム」で知った人、多いのではないでしょうか?

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これです。

だいたいひな壇上からトランペット、トロンボーン、そしてその下の真ん中辺りにユーフォは配置されます。

 

まだ私が12歳の時。

初めて「部活」が始まって姉の影響で吹奏楽部へ。

特別やりたいって気持ちは全然なかった。

 

というか当時ほんとは家庭科部に入りたかった。

絶対に吹奏楽部の方がいいという姉と母からの説得に負けての入部。

それでも最終的には自分が入った場所なのだから

自分の居場所はそこで探す。

 

けれど、なぜか私は運が悪いというか

ツイてないというか…

 

中学では、私の学年で同じパート(楽器)の子が1人もいない。

そしてパートの先輩が部内でういている。(嫌われている…?)

初心者スタートなのに何も教えてもらえず…。

他のパートの子は、先輩か同学年の子と仲良くしてるのに

約60人の中の孤独さよ…

 

けれど、前にも書いたけれど

何にだって良いところはあるから。

じっくり向き合ってさえいれば見つけられるから。

高校入っても吹奏楽続けるって思えるくらいに、私はあの中でも頑張っていたんだと褒めてあげたい。

 

高校ではなぜか私のパートは男の子だらけ。

女の子が9割を占める吹奏楽部でなぜ男の子に囲まれてるのだ?

でも、結果それがとても良かった。

女の子だらけよりも、いっそ清々しい。

(その男の子達に恋心を抱く女子の嫉妬は集めてしまうけれど。)

「吹部の男子は女子みたいなもんだ。」というのを聞いたことがあるだろうか。

あれを言うのは同じパートに男の子がいなかった人が言うセリフだ。

いたら絶対に思う時がくる。

ああ、やっぱり男の子だなぁ。って。

大きい楽器だったから余計に、男の子の体格、筋力、肺活量…

どうしようもなく羨ましかった。

生まれつき持っているものの違いは悔しさ以外の何物でもない。

 

社会に出て、また音楽をしたくて楽器(ユーフォ)を買い

いくつか体験レッスンを受けてみた。

その中で、とあるユーフォの個人レッスンをしてくださった方が言った。

「音楽は、何歳になっても始められるし何歳からでも再スタートできる。

楽器は、ずーっと遠ざけていたものでも

またすぐに手繰り寄せることができるんだよ」

 

その先生は、技術のことだけを言っていたのではないと思う。

 

たぶん、いくつになっても楽器と触れ合う楽しさを忘れることはないと

また、音楽を好きになった人がみんなそうであってほしいと、

そういうことを言っていたんじゃないかな。