ごちそうさまでした。残してごめんなさい。
ごはんを残してしまった時、必ずそう言うように幼少期からしつけられてきた。
だから、私はごはんを残してしまうということにとても罪悪感がある。
先週辺りから、お腹は空くのに何も食べたくなくて
美味しいものを食べているはずなのに美味しく食べられなくなった。
昼食は二口食べただけで吐きそうになって、残りはバレないように捨ててしまった。
結果、母にバレて叱られた。(なぜならウソがつけないから)
夕食の時、ごはんどのくらい?と聞かれた答えは
「極小」
結果、吐き気とまでいかなくても少しだけ食べることができた。
私としては十分食べたつもりで、
でも母にとってはそうでなかった。
「食欲無いの?」
「もう結構前からだよね?」
「どうして食べたくないの?」
「お腹は空くけど、食べると吐き気がしたり、気持ち悪くなったりするの。」
母の顔が見れない。
「食べたくない時は無理しなくていいんだよ。」
そう言ってほしかった。
たぶん。