みゆきち闘病日記

これって何の病気なの?解離性健忘、パニック障害、発達障害、てんかん…の診断を下されたり否定されたり。いつも不安と闘ってる。どうしたらフツウに生きられるんだろう。届け、人生に悩む、全ての人々へ。

闘病

ブログを始めた日に。

2019年7月22日、「みゆきち闘病日記」が始まりました。 今までこの約2カ月間 退職後からの過去と現在進行形の日記を綴ってきたけど ブログを始めた当日の日記を読み返すと こんなことが書かれていました。 私の今までの22年間と少しの人生の間に 「合わない…

大丈夫って言わなくていいよ。

久しぶりに大きめの本屋さんに行ったら 私の大好きな作家さんの新刊を見つけた。 その作家さんの名前は、「益田ミリ」さん。 彼女の本は眺めるだけでもなぜかホッとしてしまう。 彼女の本は、彼女が選ぶ言葉は、人を傷つけない安心感があるからなのかもしれ…

予知夢か逆夢か。

喋れなくなる夢を見た。 みんな普通に会話しているのに 私はいつもの振戦している時のような感じで 言葉が口から出てこなかった。 いつもそれが悔しくてたまらないのに でも、夢の中ではそれが悔しくなかった。 夢のなかの私は、筆談もままならなかったのに …

気持ちは、どこに行くの?

2019年7月、父方のひいばあちゃんの七回忌 従姉妹が来るからということで(話し相手として?) 私も同行することになった。 七回忌の日の前日に 親戚やお坊さんに出すお茶菓子を祖母と選んでいる時 過去級を起こして無理矢理帰ることになったから 朝一で心配さ…

小学生の人権作文

2019年7月のある日 いつものようにリビングでぼーっとしながら 掃除やってって言われてたな〜なんて考えていた時 リビングの机の上に置いてあった 一冊の薄い冊子の裏表紙が目に留まった。 それは、地元で毎月発行されている広報誌で 裏表紙にはだいたい地元…

たまには褒めてみない?

たくさん泣いたあの日から約1ヶ月 2019年7月中旬 ある日の夜寝る前、私はまた全身が振戦していた。 父と母が私の体をさすりながら 病院に連れて行くか、お薬を飲ませるか、いろいろと話していたけれど その時は頓服薬も出されておらず ただただ震えが止まる…

今できることをやればいいのです。

2019年6月 「人生で最も泣いた日」から約1週間 まだまだ心が泣き続けて苦しんでいるみたい。 現実を受け入れられないまま時間が過ぎていくのが怖い。 退職した日から、もう1年以上経つのに 日を追うごとに悪化しているような気さえする。 でも、何も分かって…

人生で最も泣いた日(後編)

ぜひ前編を読んでから、こちらを読んでいただけると嬉しいです。↓前編はここから読めます。 https://smiyukichi-diary.hatenablog.com/entry/2019/09/16/162857 母はその日の診察の後、がんばったね、と言ってくれた。 あの言葉は、どういう意味だったのだろ…

人生で最も泣いた日(前編)

一通り今月のケーキのご注文を乗り越えたので 過去のお話を綴ります。 長くなってしまうかもしれませんが、よろしくお願いします。 2019年6月のこと。(今日が2019年9月16日だから、だいたい3ヶ月前) ある日の夕食時から、また体が動かしにくくなってきて ご…

マジパン細工ケーキ完成!

2019年9月14日 ご注文いただいたマジパンケーキ作成最終日 マジパン細工の過去記事はこちらです。 ↓の続きになります。 smiyukichi-diary.hatenablog.com smiyukichi-diary.hatenablog.com 前日夜2時半ごろに中断したマジパン細工を朝7時には起きて再開。 も…

パニック障害特集

2019年5月、ある日の夜 パニック障害がテレビ番組で特集されていた。 私の隣で母もそれを見ていた。 その時の番組内容はこんな感じ↓ この障害は誰もがなる可能性があるもの 危険を察知する能力が人よりも高いこと 同じような苦しみを分かち合うには 周囲の理…

マジパン再スタート2日目

2019年9月12日 ジャニーズの嵐を模したマジパンをバースデーケーキに飾ろうという計画で、マジパン細工2日目。 昨日はとりあえず粉糖の練りこみと着色までで終わってしまいましたので。 本日、まずは顔から。 指先で0.1mm単位くらいで調節していく。 分かっ…

励ましの言葉を吸収したい。

今年の初夏の頃、父方母方それぞれの祖父母の家へ行った時の話。 まずは隣県に住む母方の家へ。 祖母が会う度よく口にする言葉。 みゆきちゃんの笑顔が一番の薬よ〜(持病があって) 元気な姿が見れて本当に嬉しいわ〜 それもう何度も聞いたよ〜。 嬉しい言葉…

退院後に考えてたこと。

私の存在ってなんなのだろう。 学生でもない働いてもない 私は何のために生きてるの。 他人といる時だけは忘れられる 襲いかかる不安と恐怖 久しぶりに楽器を触りたいと思った時 怖くなった。 入院中に感じていた、もう二度と楽器を持てなくなるかもしれない…

やっと分かった。

今月の精神科診察の日。 受付を済ませて診察までの待ち時間に、この1ヶ月のことを書き出し、言いたいことをメモしていった。いつもいざとなると言いたいこと忘れちゃうから。 診察時間は、今までで最も長かったと思う。 私はずっと「なんで?」「どうして?…

精神科に入院するということ。後編

ついに後編になります。 もしよかったら、前編、中編も読んだ上で見ていただけると嬉しいです。 smiyukichi-diary.hatenablog.com smiyukichi-diary.hatenablog.com 本当は、あの病院にも良い思い出はある。 こっそり隣人の女の子と一緒に病室でお菓子を食べ…

解離性健忘の症状?

以前からあった記憶障害について、変化がでてきました。 smiyukichi-diary.hatenablog.com ここ最近、また記憶が抜け落ちることが多くなってきました。先週だけで3回?4回あったかも…。 というのも本人、記憶が抜け落ちたこと自体忘れてしまったり、抜け落ち…

精神科病棟入院中の出来事。7

smiyukichi-diary.hatenablog.com smiyukichi-diary.hatenablog.com 4月に入ったころの外泊から帰ってきた翌日。 下痢や両腕の発疹に加え、朝ごはんも半分残してその日は始まった。 ここから1週間ほど、私はこの部屋から一切出られない。食事も排泄もシャワ…

精神科病棟入院中の出来事。6

一時帰宅時、38.9度の発熱。 精神的にもキツく、りんごジュース買って欲しいって言うのに5分かかった。 帰宅期間は2日ほどで病院へ。 ただいま。216号室。 もうしばらくいっしょにいるよ。(熱で出られないから) 窓から見える朝の空が青い。私の腕は発疹でブ…

隣の芝は青く見えるらしい。

「みゆきち、うらやましいな。」 私の友達は2時間続く電話の途中でそう呟いた。 「療養期間があるっていいなぁ…。」 そうだね。私も今はそう思う。 そうだなぁ。 例えて言うなら、人生ゲームの「一回休み」みたいな時間が本当の人生にもあればいいのに。 有…

救急搬送されました。

今週のお題「わたしと乗り物」 綴ろうと思っていた最近の出来事と少し被ってたので、今週のお題として書いてみます。 先日、私はとある大型商業施設にて過呼吸を起こし、後に呼吸の仕方もおかしくなってきたため、救急搬送されました。 両親には知られたくな…

精神科病棟入院中の出来事。5

母方の祖父母と両親、そして弟がお見舞いに来てくれていた時、ちょうど私の担当医師が病室に訪れてきた。 数日前に受けたさまざまな検査の結果について、脳波に詳しい別の医師に検査結果を診てもらっていたため、結果待ち状態だったのだ。 家族に一言挨拶を…

精神科病棟入院中の出来事。4

まさか病院内であんなことがあるなんて、思いもしなかった。 あの人に初めて話しかけられた時の印象は、一生懸命に話をしてくれるおじさん。 ここではMさんと呼ぶことにする。 Mさんはよく私に話しかけ、私が笑顔で話を聞いたりこたえたりするだけでとても嬉…

呼吸の仕方が分からない。

過去の入院中の出来事を綴りつつ現在の闘病生活も並行して書いているので、混乱させてしまった方がいましたら申し訳ありません。 この文章は、現在の話です。 息を 吸いたいのか、吐きたいのか 自分でも分からない。 あさーく、ちいさーく ひゅっ…ひゅっ… と…

外泊許可日の涙。

精神科病棟入院中。父の誕生日に、外泊許可がおりた。 嬉しい知らせにも体調は大して変わらず、頭がぐらぐらと揺れているせいでなんだかご飯が噛みにくい。 手も震えて日記の文字も汚くなる。足がおぼつかない。 認知症が入っている(と思われる)おばあちゃん…

昨日、息が止まりました。

昨日と今朝、息が止まりました。 昨日のお昼の出来事から、振り返ってみます。 元パティシエがお盆の差し入れ用にプリンを作った。ふわふわのを作る予定が、なめらかなのになってしまったけど、あれはあれで美味しかったからいいや。(味見) 材料を計ること、…

精神科病棟入院中の出来事。2

入院2日目、初めてデイルームで朝ごはんを食べた。(初日は1人病室にて) 1人ずつ席が決まっていて、他の患者さんと初めての交流でもあった。 年配の方が多く、私は新入りな上に若いから物珍しい目で見られていたけど、みんな優しかった。 隣の席の女性「うつ…

精神科病棟入院中の出来事。1

初日、シャワーを浴びてドライヤーを借りに行こうとした時のこと。 「看護師さん助けてくださいお願いします」 という声が廊下まで響いていた。 声を辿ると、おばあさんが叫び続けている。 ナースステーションに行っても、誰もいなかった。 きっとあのおばあ…

私が言えなかったこと、伝えてくれてありがとう。

2週間ぶりの診察の日。 この2週間ほぼ実家にはおらず、姉弟との家で過ごして食欲も取り戻した。前よりはマシになってる気もする。 でも、診察は必ず母が同行。そしてそのまま実家に帰ることになっている。 これからのことを考えると、もう限界に近い。これも…

精神科に入院するということ。前編

姉弟の家から実家に一時帰宅していた私は、閉鎖空間の恐怖のため、電車に乗れなくなっていることに気づいた。もとの家に戻るために乗らなければならない特急電車だとなかなか降りれないため、ここで発作が起きたらどうしよう、みたいに考えてしまうというこ…